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グローバルファミリーの会について

人から人へのつながりを大切に地道な活動を続けて行きます。

写真: 2008年カンボジアの託児所の子どもたちと
2008年カンボジアの託児所の子どもたちと

いつもグローバルファミリーの会へあたたかいご支援ありがとうございます。
マスコミの報道などから飢えや貧困、そして絶え間のない戦争の情報などを見たり聞いたりするにつけ、地球上に住む私達人間同志もっと優しさや思いやりを持ち、家族の様に繋がり、平和に幸せに暮らせる世界にしていく事は出来ないなのだろうか、その為に何か役に立つ事をして行きたいという思いでグローバルファミリーの会を2001年5月に設立いたしました。

私達の小さな力では、実現していく事は難しいかもしれません。でも、何もしないでいるよりは絶対ましなはず。出来ることからやっていこうという気持ちで続けて参りました。 最初は日本のNGOに協力する形で日本国内で活動して行く事で続けていました。あるNGOからの紹介でカンボジア出身の女子大生と知り合いました。彼女のおばさん(カンボジアからの難民)がカンボジアの貧しい母親のために首都プノンペンのスラム街に託児所を作られたと聞き、カンボジアに訪ねて行ったのが海外の活動へ繋がっていくきっかけでした。

実際にカンボジアに行って、子ども達の生活を見ると何かしないではいられない、現実を見て知った者の責任の様な物を感じました。訪問した託児所に来ている子ども達は、貧しくて満足に食事を食べられない、学費が無くて学校に通えない、という現実でした。この子ども達に里親を見つけてあげて支援をしていく事は私達にも出来るのではないかと里親制度を立ち上げました。

また、高校や大学に行きたいが、貧しくて学費が足らない学生達に少しでも役に立てばと奨学金制度も立ち上げる事にしました。このようにして活動が少しずつ広がってきました。 現地で感じたことですが、支援金を渡すことも大切ですが、現地の人達が自立する事も大切です。仕事の無いカンボジアでは仕事の場を作るという支援も作って行きたいと考えています。

またミャンマーの支援活動も日本に働きに来ていて、今は本国に帰った女性と知り合い、その女性を通してヤンゴンの孤児院への支援に繋げています。私達はこの様に人から人を通して繋がっていく事を大切に、これからも活動を続けていきたいと思います。 活動を支えていく資金を作る事はとても大変です。でも寄付だけに頼ることなく手作り品を売ったり、フリーマーケットをしたり、カンボジアやミャンマーから仕入れた物を販売したりして資金にしています。また、フェアトレードにもトライしていますが、現地にスタッフがいない事などで足踏みしていて、これからの課題かと思います。

グローバルファミリーの会 代表 山下千恵子