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活動報告

第8回カンボジア支援活動

託児所の子ども達と。

今年度も2012年7月にカンボジアに、8回目の支援活動に行って参りました。めざましい発展を遂げる東南アジアの中において、カンボジアも訪れる度に驚く程急速に発展を続けています。
 スラム街に住む子どもたちの日々の生活にも、少しづつ変化が起きていると感じられるようになりました。皆様からのご協力のおかげで、始めた頃に比べるとほとんどの子どもが学校に通えるようになり、将来の夢を持てるようになりました。子ども達は学校が大好きで、勉強を頑張って成績の良い子達も沢山います。上の学校に行き、夢を実現出来るよう、奨学金制度の方も充実させていけたらと思います。
 また、今年度の活動の目的のひとつであったフェアトレードの工房も訪ね、商品を作っている農村の女性達と会う事が出来ました。フェアトレードを通して、彼女達の生活が少しでも楽になって欲しいと願っています。
 私達はこれからも出来る限り活動を続けて参ります。引き続きご協力をよろしくお願い致します。

チャイルドサポートの支援活動

子ども達の近況調査
子ども達の写真を撮り、一人一人、近況の聞き取りをし、里親へ子どもの近況報告をします。子ども達の成長は早く、報告の度に里親の皆さまから驚きの声が届きます。
聞き取りは、通訳を通しますので、調査は大変です。
古着をあわせて
毎回たくさんの古着やぬいぐるみ、おもちゃ、文房具などカンボジアに届けて欲しいと寄付をいただきます。スタッフの荷物を極力減らして手荷物にして届けています。
制服支給
小学校に通うには制服が必要です。女の子は白のブラウスと紺のスカート、男の子は、白のYシャツと紺のズボンです。入学時とサイズが合わなくなった時に支給します。
おやつ・給食
少しずつ改善してきましたが、子ども達の食生活はまだよくありません。貧しくて食べられない子どもには託児所で給食を支給し、託児所に来ている子には毎日おやつを出します。
食堂は皆様のご寄付で完成し、清潔な食堂で食べられるようになりました。
文房具・お菓子の支給
文房具とお菓子を支給します。今回配ったお菓子、一人2ドル分です。
ケンタッキー
昨年大好評で、子ども達がすごく楽しみに待っていたので、今年も宅配をしてもらいました。スラムの親達は高くてなかなか買ってあげられません。

奨学金支援活動

勉強したいけれど貧しくて学費が足りない学生達に今年も奨学金を支給しました。支給しはじめた頃、高校生だった奨学生達も今年度から大学に進学しています。現在、10人の奨学生がいます。皆大きな夢を持って、勉強に励んでいます。また、大学を卒業した学生達は自分の希望の道を歩み始めています。

第8回支援活動に参加して 

カンボジアの支援活動に参加させて頂きました。
プノンペンの託児所では、大勢の子ども達と犬の親子、にわとりの親子などが、開放された室内外を自由に動き回っています。
 朝食はあたたかい“おかゆ”で調理師見習中のお兄さんが作り、小さい子から美味しそうに食べていました。
 いろいろな問題を抱えているだろう子ども達の笑顔と、元気に遊んでいる様子は、日中だけでも安心して過ごせる所があってのパワーなのかと思いました。
 プノンペンの市場やフェリーでメコン川を渡ってフェアトレードの工房に行ってきました。縫製は懐かしい足踏みミシンを使ってとても丁寧な作業をしています。
 今回は、はじめてのカンボジアでしたが、食事は美味しく頂き、無事に帰ってくる事が出来ました。いろいろとお世話になりましたご一緒の皆様に感謝しております。 

フェアトレード

工房の皆さんと
メコン川を渡るフェリーからの景色

スラム街の母親とのフェアトレードは課題が多く、まだ足踏が続いている状態です。そんな中、昨年、カンボジアから送られて来たポーチの中にとても丁寧に縫ってある物がありました。今年の活動で、その作品を作っている工房を訪ねてみることにしました。カンボジアのプノンペンから車で3時間ぐらいの農村の工房で、農村の女性達が7~8人作業をしていました。品物を作っても売る場がないということでしたので、生地やデザインなど交渉の結果、カンボジアシルクの作品を作製してもらうことになりました。

カンボジア料理の一例

カンボジア料理は種類が豊富であまり辛くなく、とても美味しいです。ただ、生野菜や生水、氷は口にしない方が安全です。