2013年7月中旬、第9回支援活動にカンボジアに行ってきました。発展を続けるカンボジアですが、バスや電車の公共の交通機関が少ないプノンペンでは、年々車が増え、交通渋滞がひどくなり、以前より移動に時間がかかるようになりました。渋滞で止まっている車に物乞いの子供達が集まって来て、貧しい子供達が減っているとは感じられませんでした。1年ぶりの託児所では、子供達が元気に迎えてくれました。
チャイルドサポートの里親の皆様からの支援金を園長に手渡し、日本からの古着・おもちゃなどを子供達に渡しました。昨年よりグローバルファミリーの会の支援で、無料の英語教室を託児所の中に開いています。子ども達が熱心に勉強している姿に感動しました。私達はこの子供達が夢に向かってチャレンジできるように見守りたいと願っています。
- 子供達の近況調査
- 里親への近況報告の為、毎年子供達の写真と近況の聞き取りをし、最新の情報を里親に届けています。子供達の身のまわりや家庭環境も複雑に変化しています。
カンボジアでも学校ではいじめがあり、貧しい事でいじめにあう事もあります。
- 制服支給
- カンボジアでは学校に行くのに制服が必要です。子供達の成長に合わせて、今年度から毎年全員に制服を支給することにしました。
- 文房具支給
- 学校に通っている子供達にノート、鉛筆、サンダルを支給しました。
- お菓子の支給
- 毎年、一人2ドルの予算でお菓子を配っています。子供達はこれをとても楽しみにしています。
- 日本からのプレゼント
- 皆様からご寄附していただいた古着、おもちゃを持参して子供達に配りました。
- お楽しみ会イベント
- 子供達が毎年楽しみにしているイベントです。今年は円安の為、予算不足で有名ファストフードの宅配は断念。地元のお店から肉まんとチキンを宅配し、フライドポテトは手作りしました。
- 調理師学校に通っているグローバルファミリーの会の奨学生が作りました。
- 英語教室
- グローバルファミリーの会の支援で子供達が英語を勉強できる無料の教室を開きました。
英語の先生は奨学金を支給している奨学生です。
勉強したいけれど貧しくて学費が足りないカンボジアの学生達に今年も奨学金を支給しました。現在、高校生、大学生、専門学校生も含め9名の奨学生達がいます。
カンボジアでは地雷で怪我をしたり、その他、障がいを持った人達に対して、政府からの支援は全くありません。昨年から支援している障がいの子は幼い頃高熱により障害が残りました。現在の車イスは全く体に合っていないので、その子にあう物を探し、支援金と一緒に届けました。