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活動報告

第11回カンボジア支援活動

2015年10月初旬に第11回支援活動に行ってきましたが、2015年度から支援活動の内容が変わりました。
グローバルファミリーの会は、7年間続けてきました里親制度を今年度で終了する事にしました。
カンボジアの発展にともない、託児所のあるスラム街は立ち退きをしなければならなくなり、引っ越す子供が増え子供達の現状調査が難しくなったこと。子供達の世話をしてくれていた、グローバルファミリーの会の奨学生(大学生)達が卒業して就職したり、勉強が忙しくて手伝えなくなったこと。託児所のスタッフの体調不良で人手が無いことやその他の事情により里親制度を責任もって続けられないと判断して終了する事を決めました。
学費などを支援していた子供達のその後が気になっていましたが、今回も元気に迎えてくれました。子供達の住むスラム街のすぐそばに立体交差の道路が完成していて、立ち退きの時が迫っている事を実感しました。カンボジアの発展につれて親の仕事が増え収入も確実に増えて、学費を払える家庭が増えているとのことで少し安心しました。

支援金や制服を支給する事は出来ませんでしたが、文房具、サンダル、お菓子、中華まん、フライドチキンなど子供達が楽しみに待っていた物を配りました。また日本の皆様から届いたおもちゃ、ぬいぐるみ、古着を子供達にあわせて手渡しました。

絵本を贈る活動
新しい活動として日本の絵本を現地語のクメール語に翻訳して届けました。今後この活動を続けていきたいと思っていますが、現地語に翻訳する壁にぶつかって模索中です。現地でも絵本は売っていますが、まだ紙の質や内容が日本の方がよい様に感じました。一応カンボジアの絵本も買い一緒に渡しました。
奨学金支援活動
勉強したくても学費が足らない子供達の支援です。今年度は大学生、高校生、中学生あわせて11名の奨学生がいます。里親制度の里子だった子供達です。卒業生達は自分の希望の道を進んでいます。よい人生を送って欲しいです。
ミャンマー支援活動
ヤンゴンの孤児院の支援活動です。2015年もヤンゴン在住の友人を通して孤児院へ支援金を届けました。支援金は給食支援や文房具などに使われます。
フェアトレード
2015年もスヴァイリエンの工房にフェアトレードの品物を注文しました。仕事が減りスタッフの半分が辞める事になったそうです。せっかく苦労して身につけた技術を活かせないのが残念と話していました。少しでも支援になり生活が楽になる様続けていきたいと思っています。

その他の活動も引き続き続けています。